外国人の定住へ環境整備、政府が動き出す!通訳常駐病院など充実へ

日本で働く外国人やその家族、留学生が増加している日本では、さらに大切な労働力としても今後一層外国人への期待が高まることが予想されます。そんな中、政府は日本で働く外国人やその家族の定住化を促進することを視野に入れた包括的環境改善策を打ち出すことを発表しました。(photo by RL Johnson)

日本を取り巻く社会課題解決に欠かせない外国人。環境整備で定住化を狙う

まず、2016年度中に医療専門の通訳が常駐する病院を倍増することや、ビザの申請や更新手続きをネットで完結できるようにするなど、外国人が日本で安心して生活を営めるような環境整備を敷いていきます。これにより、対日投資の拡大も視野に入れています。

外国人児童への日本語教育

カバー率100%を目指す

受け入れ体制を整備した病院

20か所から40か所へ増設予定

労働・就職面

  • 労働者ビザ申請や更新 ➡ ネット完結を予定
  • 経営者などの永住権取得 ➡ 必要滞在年数の短縮を予定
  • 留学生の日本での就職 ➡ ビザ審査で優遇措置を予定

などといった内容を検討しています。日本に来た留学生をいかにつなぎとめるか?も課題としており、インターンシップ体験をした留学生のビザ申請手続きなどを見直し、日本での就職比率を20年までに5割に引き上げるとしています。

(出典:日本経済新聞

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