『奥多摩ふれあいまつり』 外国人留学生らがつくるインドネシア料理が登場

日増しに秋の色合いが濃くなる10月最後の週末であった、先週29日(土)・30日(日)は、『第31回奥多摩ふれあいまつり』が開催されました。

『第31回奥多摩ふれあいまつり』

 

kimg1341この日は奥多摩日本語学校(仮称)も特別チームで出店、当日は(株)JELLYFISHが運営する日本語学校の栃木国際教育学院の学生が奥多摩の地にかけつけ、“インドネシア屋台” を開きました。

メニューはインドネシアの焼きそば「Mie Goreng(ミーゴレン)」を販売、さらにインドネシアの紅茶「Wedang Jahe(ジンジャーティー)」もお配りしていました。

奥多摩も少しずつ紅葉が始まっていましたた!しかし30日はとっても気温が低く、さむ~い一日。いざ会場へ!

 

奥多摩駅で電車を降りると、駅から会場直通のシャトルバスが出ていて、多くの方と一緒に会場へ。このお祭りは地元の皆さんにとても人気のようです。

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たくさんのにぎわいのなか、早速『奥多摩日本語学校』のブースを探します。というか、お腹が空いていたのでミーゴレンを探して一直線です。

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広い運動場いっぱいにたくさんの屋台が並び、地元農産物の販売や陶芸、工芸品などさまざまな出店が。

 

 

あのひときわグローバルな雰囲気…、、見つけました!!

奥多摩日本語学校のチームです。

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皆さん日本語がとても上手で、注文も会計も完ぺき。早速ミーゴレンを注文し、その場でいただく編集H。ジンジャーの香り高い紅茶をサービスしていただき、ほっこり。

原島校長先生もブースに立って、積極的にお客さまにお声がけなさっていて、なごやかなチームワークです。

 

kimg1331せっかくなのでコメントもいただきました。『お客様がたくさん来てくれてうれしいです。楽しく参加していますよ』とニコニコ語ってくれたのは、インドネシア出身のニアさん(25歳)。

普段は皆さん、宇都宮の栃木国際教育学院で日本語を勉強中の学生さんたちです。

 

 

4月に来日したばかりだというのは、ベトナム出身のハァさん(25歳)。『半年経ちましたので、だいぶ日本の生活にも慣れました。日本人はみんなやさしくしてくれるし、とても住みやすいです』とのこと。

皆さん笑顔がキラキラしていて、夢を持って頑張っている人は誰しもステキなんだな~と感じました。

原島校長先生も、『奥多摩日本語学校(仮称)の開校にあたっては、まだまだ不安を持っていらっしゃる方も多いので、こうした機会に実際に留学生と触れ合っていただけると、雰囲気がわかりやすいと思います』とおっしゃっていました。

どんどんミーゴレンを求めてお客様が並び始めたので、この辺りで編集Hも失礼し、お祭り会場を満喫し始めました (笑) 。帰りは気づけばたくさんの荷物であふれ…。

地元の陶芸愛好家の皆さんが出店していたブースで購入した、カップ&ソーサーのセットがなんと100円!ぬくもりのある風合いがたまりません。

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福祉団体さんのブースでは手づくりのお菓子。どれもやさしい味わいで、余分なものが一切入っていないから体にもやさしいところがステキですね。

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奥多摩と言えばやっぱりわさび!名物のわさび漬けは、原島校長先生に選んでいただきました♪

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実はまだまだたくさん買いました(汗)。郷土性のあるお祭りはやっぱりふれあいがあって楽しいものです。作り手の顔が見えるから、思わずたくさん購入していたのでした。

帰り道はシャトルバスではなく、歩いて奥多摩の秋を楽しみました。空気が澄んでいて渓流のせせらぎが耳にやさしく、レンタルサイクルもあるそうでいつかやってみたいと思います!

地域の皆さんと笑顔で会話を交わす留学生たちの姿を見て、来年の今頃は日本語学校へ通う留学生たちがこんなふうに地元で暮らしているんだなぁと思いを馳せたり…。

最後に、奥多摩日本語学校(仮称)の教務主任になられた平澤 栄子さんのコメントをご紹介しますね。

<『私は長野出身なので、奥多摩はどこか故郷を思い出させるので親しみがあります。これから丁寧に情報を地元の方々へお知らせし、共有していくことを大切にしていきます。お一人お一人と、交流していくことで皆さんの不安に思われることも解消していきたいですので、今回のお祭りのような機会を大事にしています。今日は原島校長先生を訪ねてこちらの屋台にお越しになる方々もたくさんいらして、本当にありがたいことだなあと感じています』

開校まで一年となりました。こちらでもまた、いろいろな取り組みをご紹介してまいりますね!

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