
ミャンマー保険スポーツ省と医学部奨学金制度で調印
国際医療福祉大(本部・栃木県)とミャンマー保健スポーツ省は、同省が推薦し医学部に合格した留学生(最大2人)に、授業料や生活費など卒業までの6年間で計3000万円の特別奨学金を支給することで合意をしました。
なお、国際医療福祉大は来年4月に千葉県成田市公津の杜のキャンパスで医学部を開設します。
この制度は、ミャンマー人学生が本学医学部で学び、日本の医師免許を取得、本学関連病院などで高度な医療技術を習得するため臨床経験を積んだ後にミャンマーに帰国し、保健医療分野で母国の発展に寄与することを目的としています。(中略)本学が来年4月、成田国際空港の近くに新設する医学部では、1学年の定員140名のうち、アジア各国などから優秀な留学生20名を受け入れ、アジアの医学界に貢献できる人材を育成する計画です。(出典:国際医療福祉大学公式サイト:リリースより)
また、同大学では先行して6月にベトナム、モンゴルとの間で最大7名の学生に同制度の適用で合意しており、ミャンマーで3か国目となります。
さらに、今後、カンボジアやインドネシアなどアジアの他の国々でも現地の政府・大学と協力し、同様の制度を始めることを予定しているそう。
日本で学び、母国で医療従事者として活躍する留学生を支援する一方、国際貢献できる医療福祉専門職の育成を視野とする、国際プロジェクトの企画運営などにも力を入れています。
海外に多数の協定校や病院を持っていて、海外拠点において交流や多様性を養うことも行っています。
■出典:毎日新聞、国際医療福祉大学公式サイト