【グローバル就活の現場から】 外国人の不法就労は大きな損害へつながる!

最近は人手不足の影響からか、外国人に不法就労をさせるケースがここ2~3年で急増しているように感じています。そこで今回はこちらのニュースを引きつつ、「外国人採用にまつわる法的課題」およびその理解の重要性について考えてみたいと思います。(photo by vancouverfilmschool)

「知らなかった」では大きな損失!外国人採用にまつわる法令意識

“不法就労”で経営者ら逮捕 宿泊料代わりに働かせ(出典:テレ朝ニュース)

これは、札幌市の宿泊施設で就労ビザを持たない外国人客に対し、宿泊料を無料にする代わりに働かせていたとして経営者らが逮捕された件です。この事件で取りざたされた法律は、「出入国管理法」であり、これに違反した疑いがもたれました。ホステル宿泊への引き換えに、3時間程度のベッドメイキングや清掃など3時間程度の業務をうたったものです。< 日本人も同様ですが、自国以外で仕事をする場合には労働するためのビザは必須です。 新興国等では先進国に比べて管理が甘く、観光ビザ等で就労している(違法ですが実態としてあるようです)方も多いと聞いています。 簡単に考える方もいるかと思いますがこれは明らかに ”違法” であり、”犯罪” として処罰されるケースもあるのです。 弊社のように、外国人人材紹介を行っている身として、このようなニュースが増えてくることは非常に心苦しいことです。 "外国人” に対する世間的なイメージが悪くなることは、本来であれば日本のために活躍できるはずの人材に活躍の場が与えにくくなる社会になりかねないからです。 一方で、外国人をどのように活用するか、どのように活用すれば違法にならないかをご存じないクライアントが多くいらっしゃるのも事実。「知らなかった」では済まされない、多大な損失を負いかねません。 外国人採用をご検討の皆様は是非一度、当社含め専門家へ相談することをおすすめします。

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