小池都知事、東京駅八重洲口に外国人学校誘致の構想!

東京駅の八重洲地区では、昨年から大規模再開発プロジェクトが進んでいます。

その大きなテーマは【国際拠点】だけあって、やはり東京五輪を控えて、外国人環境客に向けた一層の利便性を追求する見込みです。(画像出典:三井不動産/ 「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」計画概要について より)

三井不動産、東京建物が主導し、オフィスや商業施設が入る複合ビルの建設に着手、地下には大型のバスターミナルも新設し、あちこちに点在していたバス乗り場を、乗り換えがしやすく改善されます。

駅と空港、さらに地方をダイレクトに結び、アクセス良好なバスターミナルとして整備される予定です。他に重視するポイントとして、国際医療施設や国際ビジネス交流などの拠点となることが挙げられています。

国際拠点へと生まれ変わる東京駅前・再開発地区にインターナショナルスクールが!

さて、築地市場の豊洲移転問題など、就任早々さまざまな重要案件に向かう東京都の小池知事ですが、東京駅前にインターナショナルスクールを誘致する考えを明らかにしました。この再開発案件における超高層ビルの低層階に設置する計画です。

12日、政府が都内で開いた特区関連のシンポジウムで表明した。記者団に対しては「外資の誘致では、子どもの教育をどうするかが選択の重要な要素になって いる」と指摘。グラウンドの確保などの課題を官民で協議する意向を示した。特区による外国人医療や家事支援サービスの解禁などとあわせて、外国人の生活環 境を充実させる狙いだ。(出典:日本経済新聞

国家戦略特区の枠組みを活用することで、税制優遇や容積率の緩和で後押しを図ります。伴い、外国人の生活環境を整え、外資系金融機関などの呼び込みを進めていく模様。

すでに入居を準備している区立城東小学校。学びの現場で期待される国際交流

ちなみに、昨年発表されたニュースでは、区立城東小学校が超高層ビルへ入居準備を進めていると報じられています。

こうした高層ビルに小学校が入居するのは初めてのことで、ビルの1~4階の低層階に入居し、グラウンドは4階の突き出た屋上部分に整備されるとか。

もともと、老朽化により建替えを検討していた同小ですが、再開発事業に伴って今回の計画に至ったそうです。

小池都知事が進める、八重洲のインターナショナルスクールと、城東小学校など、ビジネスパーソンや観光客だけでなく、学びの現場でも国際交流が促進されそうで期待が寄せられそうですね。

■出典:日本経済新聞産経ニュース

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