
日本最大級のアプリ開発コンテスト
『ジャパンハックス2016アワード(JPHACKS 2016 AWARDDAY)』
において最優秀賞にあたるベストハック賞に、
東京工業大学の学生2人と、東京大学の学生2人からなる
モンゴル人留学生チーム「Ants(アンツ)」が選ばれました。(画像出典:CookBot)
留学生チーム、日常のなかにある小さな課題に応えるアプリを開発
JPHACKS (ジャパンハックス) の主催は東京大学GCL/情報理工学系研究科で、
若い世代のイノベーターの発掘・支援を目的として発足しました。
2014年の初開催以降、全国の企業、行政、教育機関の支援を受けながら、
国内最大級の学生向けハックイベントとして継続的な開催を実現しているもの。
『ジャパンハックス2016アワード』の特徴は “ハッカソン” と呼ばれる
「ハック」と「マラソン」の造語からなるその開発風景にあります。
ソフトウェア開発者が、一定期間集中的にプログラムの開発やサービスの考案などの共同作業を行い、
その技能やアイデアを競うイベントというなかなかハードなもの。
モンゴル人留学生チーム「アンツ」による発表内容『CookBot』とは?
よくある生活のなかのニーズをカタチにした『CookBot』は、
冷蔵庫にある材料をまとめて撮った写真1枚から画像認識を行い、
その材料で料理できるレシピを紹介するシステムです。
チームは自らの経験から、料理を作るときに同じことで悩んでいる人は大勢いるのではないか?
という発想から『CookBot』で次の3つの課題解決を実現したとのことです。
- 1.
- 冷蔵庫の中に残っている材料で作れそうな料理(レシピ)を簡単に見つけられる
- 2.
- 誰でもわかるように、最適な調理手順(アルゴリズム)を生成しテキストでなく可視化してくれる
- 3.
- その調理手順を双方向の会話をとおして教えてくれる
このシステムはからコチラからアクセスできるようになっており、
画像認識や自然言語処理などの技術が用いられているそう。
東工大の修士課程学生のダシュデンベレル・バトチュナグさん
(情報理工学研究科 数理・計算科学専攻 修士課程)のコメントは同大のWebサイトよりご覧になれます。
■出典
東工大ニュース
JPHACKS
CookBot