2018年にはタイ語も!今年3月末までに6か国語で対応を発表
東京メトロ(本社:東京都台東区)は
2017年3月末までに東京メトロ各駅の自動券売機および自動精算機の案内言語に
フランス語・スペイン語を追加することを発表しました。
近年増加を続ける訪日外国人客へ向け、切符やICカード購入やチャージ、精算等の際に
よりわかりやすく安心して使用することができます。
今回の対応言語の追加により、現在の日本語・英語・中国語(繁体字・簡体字)・韓国語に加え、
合計6か国語での対応を実現します。さらに2018年春には新たにタイ語を追加する予定とのことです。
■画面イメージ
東京メトロは都営地下鉄と共同で次世代券売機の開発に取り組んでいます。
主な機能として、訪日外国人の方が確実に乗車券を購入できるよう、
案内画面を丁寧につくり直観的な操作ができることを目指しています。
路線図や駅名だけでなく、観光案内なども網羅。
導入スタートを2018年春を予定し、69駅155台の設置を目指します。
東京メトロでは、2008年6月から副都心線10駅で、
2011年4月からは副都心線以外の全駅(一部の共同使用駅を除く)で、
改札口付近またはコンコースにデジタルディスプレイを設置を完了。
事故や災害発生時には運行情報や振替案内を提供しています。
この「改札口ディスプレイ」の案内言語は2016年3月から
従来の日本語・英語に加え中国語(簡体字)・韓国語を追加した計4言語での案内表示を開始しています。
これから東京五輪・パラリンピック開催に向けて、都内の公共機関ではこうした進化が続きそうです。
■出典
東京メトロ ニュースリリース