外国人のマネジメント、日本人とは異なる点とは?

実際に外国人を採用した企業で今後の教育方法や日本人との違いなど悩まれている企業は多いと思います。

そこで今回は、実際に外国人をこれから雇う企業

すでに雇っている企業向けに教育やマネジメントをする際に気をつけるべきことをまとめてみました。

 

外国人を実際に採用した際の注意点

・言語の壁

・マネジメント方法の違い

・国民性によって異なる教育方法

 

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求人サイトで募集した場合、相談できる相手がいません。

その際、行政書士に相談したり、外国人を実際にマネジメントしている友人に相談したりします。

行政書士の場合はビザに関する知識は豊富でもマネジメントに関しては皆無と言っても過言ではありません。

また、知り合いにたまたまそういう人がいればいいですが、いない場合がほとんどです。

そこで今回は外国人をマネジメントしている方に外国人を採用した際の注意点を聞いてみました。

 

外国人に対するマネジメントの違い

色々な国籍のスタッフとかかわってきていますが、

私の経験上、日本人をマネジメントするのも、外国人をマネジメントするのも、

基本何ら変わらないと思います。

ただ、やはり国籍によって、文化や国民性、一般常識も異なってしまうため注意する点はありますので、

今回は人数によるマネジメント方法の違いについて、お話したいと思います。

外国人を雇用している環境でを大まかに分けるとすると、以下3つの環境が一般的です。

 

【外国人を雇用している環境】

1 社内に一人だけ外国人がいる場合

2 同じ国籍の方が複数いる場合

3 多国籍の方がいる場合

 

冒頭でもお伝えしましたが、基本日本人スタッフと対等に

差別感なく接するということが基本ですが、環境により少し注意が必要です。

 

1 社内に一人だけ外国人がいる場合

外国籍が一人だけですと、その外国人スタッフの方も、

自分一人が外国人と言うことで、非常に不安を感じる方が多くいます。

その際良かれと思い、その方だけ外国人だからと特別扱いをしてしまうと、

日本人スタッフとの壁が出来てしまい、益々社内に溶け込めなくなり孤立してしまいます。

そうならないためにも、まずは社内に溶け込めるよう、日本人と同じように扱っていただく必要があります。

褒めるところは褒める、叱るときは叱ると、他のスタッフの方と同じ対応を心がけるようにい注意しましょう。

 

2 同じ国籍の方が複数いる場合

国籍の差が出にくいので、1と同じ、他のスタッフと同等に扱うということは当然ですが、

少し国民性も考慮しながらマネジメントをした方が良いと思います。

例えばベトナム人で言うと、ベトナム人同士で集まる傾向があります。

ガティブな要素などが会社にあると、ベトナム人同士で話し合い、

突然全員で会社を辞める、ということもありますので注意が必要です。

同じ国の人たちが集まるのは致し方無いことなので、出来るだけ日本人の輪にも入れるよう、

社イベントに積極的に参加させるなどの配慮が重要です。

 

3 多国籍の方がいる場合

多国籍ということもあり、色々なアイデンティティーが混ざるので、個々の平等な評価が大事になります。

また考え方が多様化するため、自分の意見を押し付けるのではなく、

一人一人の意見にしっかりと耳を傾け、理解し、相手のわかる言葉(内容)で話をすることが重要です

 

 

もう一つ。

これは上記3つのパターンすべてに当てはまりますが、

外国人の方は、日本人以上に、評価されるということを重要視します。

評価制度がままならない会社は、将来性がないと思われ、転職される可能性も大いにあります。

就業規則もしかりですが、評価制度・昇給制度を事前に提示し、理解を得て、

その後しっかりと評価することで、モチベーションがあがり、円滑なマネジメントができます

以上一般的なケースをお伝えしましたが、会社ごとに環境も違うため、

色々なケースがあり、今回お話したケースに当てはまらないことも多々あると思います

 

冒頭でもお話ししましたが、外国人の方も「人」ですので、

日本人と差別することなく、しっかりと話をし、理解をするという、

【コミュニケーション】そが最も大事だと思いますので、

是非皆さんも外国人スタッフの方と楽しく触れ合ってみてください。

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