「外国人 採用」というと、みなさんはどのようなことを思い浮かべますか?
今回は外国人採用のメリット、デメリット含め注意点をまとめていきたいと思います。
外国人を採用した際のメリット・デメリット
【メリット】
・グローバル化
・新しいこれまでにないアイデアが浮かぶ
・社内が若返る
・社員のモチベーションが上がる
・多様化する
・対応力アップ
・優秀な人材の確保
【デメリット】
・ビザの申請が手間
・言語の壁
・文化の違い
ではまず、メリットからみていきましょう。
こちらは初めて外国人採用をする企業のメリットが主になります。
・グローバル化
こちらはいうまでもありません。
それまで日本人のみの会社に外国人が入るということなので、違う文化言語との交流が生まれ、社内の新しい交流の仕方が生まれます。中には、外国人が加わることでこれまで社内イベント等に積極的でなかったエンジニア社員が頻繁に参加する様になった例や、英語を新しく勉強する人材が増えたといった企業もあるようです。
また求人広告や、ホームページ等で外国人社員が取り上げられることで、社外的にも自社のブランディングに繋がったりします。
・新しいこれまでにないアイデアが浮かぶ
違う文化言語との交流を行うことで、日本国内だけではなく、
海外の視点を学ぶことができます。
その結果多様的な考え方ができるようになり、新しいアイデア発想が生まれやすくなります。日本でのみ、且つ日本人向けにサービスを提供している企業であれば、あまりメリットに感じないかもしれないですが、外国人向けのサービス展開や、将来的に海外にもサービス展開を考えられている企業であれば、文化背景、価値観等の違う外国人が加わることでこれまでにはない発想やサービスが生まれる可能性もあります。
・社内が若返る
特に東南アジア諸国等の新興国や、新卒を採用対象にした場合、この傾向が最も強く表れます。
実際に若い外国人を採用するとなるとほとんどの場合、世界的にみて実行が最も多い、アジアの方になります。中華系人材はもちろんのこと、ASEAN諸国は平均年齢も20代中盤〜後半の国がほとんとです。
その場合、比較的年齢が若いので、社内の平均年齢が下がることが多いです。
また、新たな文化交流が生まれるため、組織の脳内年齢が若返る可能性もあるかと思います。
・社員のモチベーションが上がる
(しっかりと外国人材の受入準備ができていれば)初めて外国人を採用する企業の社員の方は日本人の採用に比べて比較的外国の社員に対する興味が高い場合が多くあります。
それにより必然的に社内交流の活発になり、社員のモチベーション向上に役立つケースも。
・多様化する
グローバル化と似ていますが、外国人の社員を採用することで多様性を認め、
より様々な方を採用できるということに繋がります。
・対応力アップ
もちろん言語の面もありますが、外国の方が入ることで新しい方法を様々試すことになります。
すると言語以外の面でも対応力が社内的にも上がっていきます。
以上メリットになります。
基本的には新しい文化を学べるため、これまでにないことが浮かぶ、できるということになります。
一方、デメリット注意点をみてみます。
・ビザの申請が手間
こちらは本当にシロフネ編集部もよく聞かれる質問です。
特に初めて外国人を採用される企業の場合は、1人に任せたり、企業でやろうとせず、
人材紹介会社や行政書士にお願いすることをオススメします。
・言語の壁
こちらも先程同様、よく聞こえてくる内容です。
しかし、基本的には(よっぽどのことがない限り)日本語で
コミュニケーションが取れる方がほとんどなので、心配はありません。
注意点としてはニュアンスで伝えた場合などは伝わらない可能性もあるので、
しっかりはっきり伝えれば問題ありません。
・文化の違い
言語の壁と似ていますが、こちらは完全に変えることはできません。
しかし、慣れることはできます。外国の方次第にはなりますが、3ヶ月もすればすぐに慣れます。
デメリットは以上です。
おそらく他にもあるとは思いますが、よく話を聞くものを上げました。
ビザの申請に関しては行政書士など専門に扱っている企業、団体にお願いをすればまず問題はありません。
また、言語・文化の問題はメリットでもあります。
むしろメリットに比べたら、それほど大きいものではありません。
まとめ
外国人を採用するメリットは多い
グローバル化→多様化→新しいアイデアが生まれる→社内交流が活発になる→社員のモチベーションが上がる
デメリット問題点を考えても与えるメリットの方がおおきく、トライしてみる価値あり。だと編集部は考えます。日本の人材市場全体をみても外国人材を採用戦略の一つとして考えることは、中長期的にみても必須となってくる分野だと思います。まだ、外国人材の採用にむけて動けていないという方は、いつでもシロフネ編集部へご相談ください。