エンジニアにとって副業はメリット大!副業にお勧めの案件&仕事の探し方

エンジニアは、現在の社会で非常に需要が高い仕事です。
正社員雇用の仕事が豊富なのはもちろんですが、副業にできる単発案件の募集も多数あります。
そのため、本業の空き時間を使って、副業で収入を増やしているエンジニアも。

今回は、エンジニアが副業をするメリットやおすすめの業種、副業の始め方について解説します。

副業エンジニアのメリット

まずは、エンジニアが副業を始めるメリットについて見ていきましょう。

収入が増える

エンジニアが副業を始めるメリット1つ目は、まずシンプルに収入が増えること。
というより、収入を増やすことが副業の主目的という方がほとんどでしょう。

せっかくエンジニアとして働けるスキルを持っているなら、他の職種で副収入を得るより、技術を生かした副業をした方が効率がいいです。

新しい技術を習得・実践できる

副業を通じて、新しい技術を習得・実践できることもあります。
会社勤めのエンジニアだと、自分に任される分野はいつも決まっていて、なかなか成長しづらいということもあるのではないでしょうか。

副業なら、自分で案件を選んで受注できるので、学びたい技術・使ってみたいスキルを軸に仕事を探すこともできます。

社外に人脈が広がる

副業を始めると、仕事を依頼するクライアントや、仕事を紹介してくれるエージェント、同じく副業をしているエンジニアなどと知り合う機会があります。

社外に人脈が広がることで、業界の情報収集ができるほか、今後の転職や独立の助けにもなるかもしれません。

自分の市場価値が分かる

会社勤めのエンジニアだと、自分が持っているスキルに比べて、安い給料しか貰えていないということも少なくありません。
副業で、自分のスキルにわかりやすく値段がつくことで、自分の市場価値を見極めることができます

このことは、転職をする際の条件提示や、独立してフリーランスになるときの報酬交渉にも役立つでしょう。

フリーランスへの足掛かりになる

副業は、フリーランス転身への初めの一歩になることも多いです。
というより、副業で個人的に仕事を受注し始めたら、すでにフリーランスエンジニアと名乗っても問題ありません

個人の仕事の枠を徐々に広げ、軌道に乗ってきたら会社を辞めるという方法だと、スムーズにフリーランスに移行することができます。

もちろんデメリットも

エンジニアの副業には、もちろんデメリットも存在します。
まず、会社員としてフルタイム勤務をしながら、空いた時間で副業をするとなると、当然働く時間が増えて負担は重くなります

また、副業の収入が年間20万円以上になると、自分で確定申告をしなければなりません
帳簿付けや申告の手間がかかること、手取りは増えますが納税額も増えることは、デメリットと言えます。

最後に、会社の規定にもよりますが、就業規則で副業を禁じている会社の場合、会社にバレると最悪クビという結末もありえるため注意しましょう。

エンジニアが初めて副業を始めるなら

それでは、エンジニアが副業を始めるなら、どのように仕事を受注すればいいかを解説していきます。

知り合いのサイト運営・開発案件等を手伝う

身近にサイト運営やアプリ・ゲーム・システム等の開発等をしている人がいるなら、その人を手伝って報酬をもらうというのは、とても手軽な副業です。
知人ということであれば受注もしやすいですし、条件の交渉もある程度柔軟にできます。
仕事を進める中でわからないことがあっても、気軽に質問しやすいでしょう。

ただし、親しい仲だからといって、お金のやり取りがルーズになるとトラブルに発展しかねません
しっかりと条件支払い方法支払い時期などを話し合ってから仕事に取り掛かりましょう。

自分でサービス開発・サイト運営を始める

自分でサービス開発やサイト運営を始めるのは、もっとも手間はかかりますが当たれば大きな収入が得られます。
制作したサービスに関して、ユーザーからの反応も見やすいので、モチベーションも高く臨めるでしょう。

ただし、自分で一通りの開発をするには、UIを作る表側の仕事「フロントエンジニア」と、裏側のシステム構築を行うサーバーサイドエンジニア」の二つの技術が必要となります。

ある程度スキルの幅が広く、技術にも自信がある方におすすめの副業です。

プログラミング教室などの講師

プログラミング教室の講師は、募集は多くありませんが、研修が充実していて未経験から始められる案件もあります
開発案件よりも単価は低めですが、長期継続でできる仕事が多いことも特徴です。
完全オンライン制の教室もあるので、在宅や隙間時間でも始めやすいというメリットもあります。

また、教え方のノウハウを得たら、後に自分でプログラミング教室を開業するという選択肢もあります。

経験を活かしたライター業

経験を活かしたライター業も、エンジニアにできる副業の一つです。
ライティング案件は非常に数が多いので受注しやすいですし、エンジニアとしての深い専門知識があれば、未経験でも高単価が期待できます。

また、自分でブログなどを解説して、アフィリエイト収入を得るという方法もあります。
「本業で一日中プログラミングをしているから、副業では気分を変えたい」「文章を書くのは苦手ではない」という方におすすめです。

エンジニア向けの副業案件の探し方

それでは、エンジニア向け副業案件の具体的な探し方を解説していきます。

クラウドソーシングに登録

ランサーズ」「クラウドワークス」といったクラウドソーシングサービスに登録するのは、最も手軽にできる副業の探し方です。
こういったサイトでは、エンジニア向け以外にライティングデザイン動画編集アンケートなど様々な案件が募集されているので、幅広い副業を探したい方におすすめ。

エンジニアに特化したクラウドソーシングサービスとしては、「ワークシップ」や「ITプロパートナーズ」などがあります。
こちらは専門スキルが求められる分、高単価な案件を見つけやすいです。

エンジニア向けのエージェントを利用

手間を省いて自分に合った案件を見つけたいなら、エージェントサービスを利用するのがおすすめです。

クラウドソーシングだと、自分で案件を検索して応募し、条件交渉をするという手間があります。
一方エージェントなら、自分の希望条件を伝えれば、それに合わせた仕事を紹介してもらうことが可能です。
登録料や利用料はかかりますが、コストをかけても副業を効率化させたい方におすすめです。

プログラミングスクール等に登録

プログラミングスクールに講師として登録すれば、多くの場合は時給制でコンスタントな収入が得られます。
プログラミングスクールの講師は、スクールの公式サイトや一般的な求人サイトなどで募集しています。

また、副業を始めてみたけれど、思うような収入が得られないという場合は、まずはプログラミングスクールに生徒として登録し、スキルアップを図るのも一つの方法です。

友人・知人等から直接受注

友人・知人から直接受注を受けられれば、相手に信頼を置けますし、通常の副業では踏み込めないような領域まで任せてもらえる可能性があります。

ただし、先にも触れましたが、親しい仲だからこそ金銭のやりとりには注意が必要。
条件や納期について、曖昧にしないことが重要です。

エンジニアが副業する時の3つの注意点

最後に、エンジニアの副業に関する3つの注意点をお伝えします。

(1) 会社の就業規則を確認する

本業で正社員として働いている場合、「副業禁止」という就業規則を定めている会社は多いです

近年は徐々に緩やかになってきていますが、依然として根強い慣習なので、まずは自分の会社が副業を認めているかどうか確かめましょう。

(2) 副業でも確定申告は必要

副業の収入が年間20万円を超えると、事業所得として確定申告をしなければいけません

確定申告を忘れていたり、あえてしなかったりすると、無申告加算税や重加算税といったペナルティを課せられる可能性があります。

(3) 本業に影響を与えない

副業を許可している会社であっても、本業に影響を与えてしまうと、当然ですが良い顔はされません。

副業のせいで本業が疎かになると、一時的に手取りは増えても、出世コースから外れたり、リストラの対象になったりして、結果的に損してしまう可能性もあるのです。

まとめ

エンジニアの技術があれば、副業でも高収入を得やすいです。
今の給与に納得していない方や、将来的に独立を考えている方は、まずは副業を始めてみてはいかがでしょうか。

ただし、会社の就業規則や毎年の確定申告といった注意点もあるので、ルールを守って適切に副業をしていきましょう。

おすすめの記事