【2021年最新版】外国人採用時にチェックすべき求人サイト10選!利用時の注意点も解説!

「外国人採用をしたいけど、どこで募集すればいいかわからない」とお困りではありませんか?
求人情報を広く外国人人材にアピールしたいなら、求人サイトの利用がおすすめです。

求人サイトの中にも、外国人特化型のサービスが登場してきています。
今回は、求人サイトを使って外国人を採用するためのノウハウや、おすすめ10サイトの特徴についてお伝えします。

外国人採用ができる求人サイトの種類

外国人採用ができる求人サイトには、サイトのタイプや料金形態によって様々な種類があります。
その特徴を知り、自社にあった求人サイトを選びましょう。

サイトのタイプ

外国人採用という視点で見ると、求人サイトのタイプは大きく分けて以下の3種類。

  • 総合型
  • 外国人特化型
  • 職種特化型

総合型は、登録者の属性が幅広く、国籍や職種を問わず採用できるサイトです。
母数が多いため、様々な人材に出会えるのがメリットです。
日本語ベースのサイトがほとんどなので、日本での生活に慣れた留学生や、永住権を持つ外国人などが登録している可能性が高いでしょう。

外国人特化型のサイトは、外国人人材だけに的を絞って採用したい場合におすすめです。
現地での面接・採用を代行している業者もあり、日本国内での募集では採用できない層に
出会えます。
ビザの確認や取得サポートなど、就労ビザ関係のサービスを提供していることも多いです。

職種特化型は、その名の通り職種を絞った募集が行えるサイト。
IT・Web・観光ホテル業界・介護業界などに特化したサイトが登場しています。
資格持ちや経験者など、専門性の高い人材・即戦力になる人材を採用したい場合におすすめです。

料金

求人サイトの料金形態は、以下の3種類です。

  • 掲載課金
  • 成功報酬
  • 掲載課金+成功報酬

掲載課金型は、求人広告を掲載した時点で料金が発生するシステムです。
何人採用しても一律料金なので、大量採用をしたい場合に適しています。

成功報酬型は、広告掲載は無料で、入社が決定したタイミングで初めて報酬が発生する仕組みです。
初期費用を抑えて使い始められますが、1人あたりの採用コストは掲載課金型より高いので、少人数の募集におすすめです。

ハイクラス求人サイトなどでは、掲載課金と成功報酬を組み合わせた料金形態のサイトもあります。

サポート範囲

求人サイトのサポート範囲は、サイトによってまちまちです。
全国区のサイトもあれば、地域特化型のサイトもあり、外国人採用の場合は
現地採用を行えるサイトもあります。

また、求人サイト側が行ってくれる業務も、広告掲載のみのサイトから、広告の作成代行、
スカウトサービスや面接サポートまでしてくれるサイトまで様々です。
料金だけではなく採用エリアやサービス内容も比較して、自社にあった求人サイトを選びましょう。

求人サイト利用のメリット・デメリット

外国人採用に求人サイトを利用するメリットは、求人広告が幅広い人材の目に留まりやすいこと。
また、成功報酬型のサイトであれば、実際に採用が発生するまで
料金がかからないこともメリットです。

デメリットとしては、応募は求職者側の自薦になるため、人材のマッチング度が
低くなりがちなこと。
また、多数の会社が利用する媒体なので、条件などが他社より見劣りしていると
応募が集まらない可能性もあります。

求人サイト経由での外国人人材採用までの流れ

求人サイトで外国人人材を採用する流れは、以下の通りです。

  1. サイトに登録
  2. 利用したい求人サイトを決め、登録します。
    サイトによっては利用前に審査がある場合もあります。

  3. ヒアリング
  4. 求人サイト側の担当者と打ち合わせをして
    採用したい人数や条件、広告掲出期間などを決定します。

  5. 求人広告を作成
  6. 応募要項などを記載した求人広告を作成。
    求人サイト側が作成を代行してくれることもあります。

  7. 広告掲載
  8. 作成した広告で求職者にアピールし、母集団を形成します。

  9. 選考
  10. 書類選考・面接などを経て、採用したい人材を決定します。

  11. ビザの確認・申請
  12. 外国人が日本で働くには就労ビザが必要です。
    職種にあった就労ビザを持っているかどうか確認し、なければ申請や変更手続きを行います。

  13. 雇用開始
  14. ビザが発給されると、外国人を雇用開始できます。

外国人採用の場合、人材の人柄などが良かったとしても、ビザ発給の要件を満たしていないと
日本で働くことができません。
ビザの確認は選考と並行して行い、実際に日本で働ける人材に絞って
採用者を決めるのがおすすめです。

外国人採用ができる求人サイトの注意点

ここでは、外国人採用のために求人サイトを選ぶ際、注意したいポイントについてお伝えします。

ユーザー数だけにとらわれない

求人サイトは登録ユーザー数を大きくアピールしていることがありますが、
実はユーザーの数自体はそこまで採用成功に直結しません。
登録ユーザーの中には何年も前に登録しただけのユーザーが混ざっていることもありますし
ユーザー数に応じて求人数も多いと、応募が集まらない可能性もあるためです。

外国人特化型のサイトの場合、国内ユーザーのみの数字か、海外在住のユーザーを含んだ数字かでも数値が大きく変わります。
ユーザー数だけにとらわれず、同業他社の採用実績が優れているサイトを選ぶのがおすすめです。

サービス・サポートの範囲を確認

外国人採用では、日本人の採用とは違う点がいくつかあります。
就労ビザの確認や取得など事務手続きの面はもちろん、定着に向けた取り組み方も
日本人とは異なります。

外国人採用に不慣れな企業や、外国人採用に詳しい法律・労務のプロが社内にいない場合
サポートやサービスも充実している求人サイトを選ぶのがおすすめです。

料金体系に注意 

先にもお伝えしましたが、求人サイトの料金形態には「掲載課金」「成功報酬」
「掲載課金+成功報酬」の3種類があります。

基本的には、大規模採用なら掲載課金、少人数採用なら成功報酬、ハイクラス人材なら
掲載課金+成功報酬がおすすめです。
具体的な金額などはサイトによってまちまちなので、費用対効果が最も高くなる求人サイトを
選びましょう。

外国人を採用するなら!おすすめ求人サイト10選

最後に、外国人採用におすすめの求人サイト10選をご紹介します。

Daijob.com

Daijob.comは、外資系・グローバル企業に特化した求人サイト。
日本人・外国人を問わず、バイリンガルやマルチリンガルの人材が多く登録しています。
海外営業や通訳など、言語力が必要な職種を採用したい場合に適しています。

リクナビNEXT


リクナビNEXTは、会員数が非常に多いことが特徴です。
中でも、働き盛りの25〜39才が約6割で、年齢と経験値のバランスがとれているのも魅力でしょう。
外国人特化型のサイトではありませんが、幅広い人材と出会いたい企業におすすめです。

YOLO JAPAN


YOLO JAPANは、国内最大級の外国人向け求人サイトです。
外国人から「日本で仕事を探すためのメディア」として広く認知されていて
226ヶ国・16万人が登録しています。
外国人採用や定着に悩みを感じた時、外国人雇用の専門家である外国人実習雇用士に
相談できるのもポイントです。

NINJA NEXT IN JAPAN


NINJA NEXT IN JAPANは、正社員やアルバイトだけでなく、契約社員・就労ビザが取得できる
派遣社員など、幅広い形態で募集できるのが魅力です。
また、外国人転職者向けのコラムなどのコンテンツも充実しているので、日本で働くためのルールなどを理解している人材が集まりやすいと言えるでしょう。

A global harmony


A global harmonyは、登録人材のうち日本在住の外国人が9割以上。
日本語や日本の生活習慣に慣れた人材を採用できるので、すぐに職場に馴染むことができます。
広告掲載・人材紹介・会社説明会・人材派遣と、様々な方法で採用をサポートしているのも
ポイントです。

外国人求人ネットACE


外国人ネットACEは、高度外国人人材登録者数No.1(137ヵ国/6万人超)を誇る求人サイトです。
就労ビザ・日本人の配偶者ビザ、永住ビザ、定住ビザ等を取得している人材が多いので
ビザの心配なく雇用できます。
出身国や地域、言語、対応職種で絞りこめて、マルチに対応できる求人サイトを
お探しの企業におすすめです。

Jobs In japan


Jobs In japanには日本語サイトと英語サイトがあり、まだ日本に来日していない外国人留学生も
多く閲覧しています。
求人広告には、文字だけではなくビデオや写真が添付できるので
社内の雰囲気をよく知ってもらうことができます。

Cappuccino.com


アジア系人材を募集したいなら、日本語・中国語・タイ語・ミャンマー語に対応しているCappuccino.comがおすすめです。
日本人と文化や性格が近いので、違和感なく職場に馴染める人材が多数。
何人採用しても、広告掲載費用のみしかかからないのも魅力です。

WORK JAPAN


WORK JAPANは、WEB完結型でスピーディーな採用ができるのが特徴です。
登録手続きはもちろん、面接調整や結果通知も全てWEBのみで作業できます。

また、日本語で入力した求人広告を8か国語に翻訳して掲載してくれるため
とにかく工数を減らして採用したい場合におすすめです。

GaijinPot jobs


GaijinPot Jobsは、英語と日本語に対応している外国人向け転職サイト。
アメリカ・オーストラリア・ヨーロッパ圏出身の登録者が多いのが特徴です。

日本在住の外国人が80%以上なので、ビザの新規取得の必要がなく、すぐに働き始められるのもポイントとなっています。

まとめ

外国人採用のための求人サイトは、実績と料金形態で選ぶのがおすすめでう。
採用の規模やペルソナによって、適したサイトが異なります。

サイトごとに登録人材の数や国籍、サポート内容がまちまちなので、しっかり比較して自社にあったサイトを見つけましょう。

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