最近は全国的に日本で学ぶ留学生が増えており、各大学はさまざまな「日本文化を体験できる」試みを展開しています。(photo by vancouverfilmschool)
この記事の目次
北陸大学 ~日本の四季と自然から崇敬の念~
留学生および地域住民173名で富山県の立山へ春季研修へ。悪天候で一部恒例の予定がキャンセルされたそうですが、立山博物館での雄山神社願殿や教算坊等を見学し、立山に対する理解を深めたそうです。
京都大学 ~英語で落語!≪きずな≫イベント~
留学生ラウンジ「きずな」は、留学生と日本学生、また教職員との交流を深めるために2002年に設立されました。「きずな」では毎月イベントを開催し、5月27日には女性落語家を呼んで「小夜姫英語落語会」を実施予定です。17世紀から続く日本の伝統話芸である落語を、簡単な英語で行う企画です。詳しくはこちら。
大阪観光大学 ~岸和田で魚を味わうマルシェ体験~
観光マーケティングを学んでいる中国人留学生らが岸和田漁港で開催されている「地蔵浜みなとマルシェ」を見学。外国人観光客向けのPR動画の撮影を兼ねて市が招待したもので、岸和田市の魅力を訪日観光客へアピールすることを狙っています。学生は魚の食べ方を教わるなど、楽しみながらの実習となりました。
佐賀大学 ~400年の伝統を誇る「有田焼」で美と技を訪ねる~
有田町で開かれた有田陶器市会場を佐賀大学の留学生が訪れました。国際交流を進める市民グループによる呼びかけで行われ、400年の伝統を数える有田焼の匠の技を堪能しました。
各地、特性を活かしたイベントを行い、留学生と地元との交流を図っているようです。