外国人留学生に向けた保険をリリースしていた東京海上日動火災保険は、来年1月からもっと使いやすくし、保険料も抑えたかたちでリローンチすることを発表しました。
せっかくの外国人留学生向け商品であったにも関わらず、保険料が高かったことで加入率は1%にとどまっていました。(photo by vancouverfilmschool)
必要な補償を取捨選択でき、保険料をダウン!多言語パンフで使い勝手も改良
保険料は留学期間3カ月超で年1万1500円の保険料でしたが、これが大幅に安くなり年1130~1万1500円へ。
従来商品では、賠償責任補償や海外に住んでいる親族が事故時に渡航する費用を補償する救援者費用特約が付帯されていました。
新商品では、必要な補償を自由に選択することができ、保険料を抑えることを可能としました。
これにより、経済的な理由から加入に消極的だった留学生にも門戸が広がったと言えそうです。
また、 学生のほとんどが加入する「学生教育研究災害傷害保険(学研災)」の上乗せ補償として募集をスタート。
学校での活動時間以外の事故なども補償します。留学生にとって使い勝手がいいよう、パンフレットは英語、中国語、韓国語、ベトナム語と多言語対応も。
さらに事故にあった際には、英語でも対応できるようにするとのことです。< 日本で学ぶ外国人留学生にも、こうした保険サービスが改良されることで安心して勉強に臨む環境が整備されていくことが期待できます。 ■出典:日本経済新聞