【グローバル就活の現場から】 上半期、求人数上昇ランキングを振り返ってみた!

こんにちは。JELLYFISHHR事業部に所属しているタンです。

弊社の上半期における新案件は建設・建築とサービス業が多かった印象です。

【スタンバイ】の求人数上昇ランキングを振り返りながら、傾向と対策を考えてみました。

アルバイト「求人数急上昇ランキング」トピックス、「ショップスタッフ」「家電販売スタッフ」などが上位にランクインされている状況が増加

日本政府観光局が発表した2015年の訪日外国人旅行者数は約1,974万人。2016年は2,350万人程度にまで伸びると予測されています。
店舗スタッフ案件は、上半期は大型家電免税店の銀座出店なども影響したと感じます。
このような案件は今後、中国人だけではなく他外国人(英語、韓国語、ベトナム語など)においてもニーズが高まると感じています。

正社員の場合は東京オリンピックに向けた建設ラッシュや、原発輸出など国内メーカーの海外需要もあり1位は「プラント設計」

現在、東京・晴海エリアに28の競技場の新設、増改築が予定されるなど、2020年まで建設ラッシュが続いています。また、日本とインドの原発輸出の締結やイギリスで進める原子力発電所の建設プロジェクトで、2016年1月に日本企業が1兆円を超える事業の受注を発表するなど、原発輸出をはじめとした国内メーカーの海外需要の高まりも「プラント設計」の求人数増加に影響すると言えます。

こうした求人はかなり増えており、企業のニーズと社会のニーズを把握しながら日常業務につなげています。
また、2位(バス乗務員)と4位(タクシードライバー)求人急上昇の原因はオリンピックに向けに設備だけではなく、交通需要も増えていると感じます。訪日外国人旅行者に対応できる交通面での乗り物と乗務員(タクシードライバー)が不足していますので、これからさらにこの面での需要も増え、外国人の規制も緩和されていくはずです。

ニーズを察知して新たなスカウト方法を模索中。日々変化する傾向に乗り遅れないように

他にもコールセンターなどで日本語以外に英語を対応できる人材も必要です。
こうした需要に沿う人材を集めることも、一層重要となってきます。現在は、ニーズに沿う人材の確保にSNSを活用するなどの道もありますが、「もっと抜本的にニーズにあった人材の質と数をを集める手段は何があるだろうか?」と、日々試行錯誤してます。
最近企業の求人ニーズはサービス系、エンジニア系が特に多いので、これまでの手法に加え、ITの外国人学生が多く在学している学校や、優秀な文系の学生がいる学校に注目しています。
時代のニーズに合った良い人材を見つかれるように、固定概念やルーティンに浸からず、日々新たな改善策を検討していっているところです。

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