経産省、「ベトナム人学生就職支援イニシアティブ」を発表!優秀な人材を囲い込み

若年層人口が多いベトナム、大学生は約200万人を越えるとされ、日本企業のアジア進出の加速に伴い、勤勉なベトナム人学生の採用を希望する企業が増加しています。

経済産業省は日本企業の情報を一括して収集できる仕組みを設けることで、日本に関心を持つ学生を囲い込む戦略を発表しました。photo by luigi morante

企業側・学生側における情報の需要と供給をバックアップ

林大臣から、日本企業と現地大学、学生の繋がりを強化するための「ベトナム人学生就職支援イニシアティブ」を発表しました。具体的には、インターネット上 に新たに「NIN2(ニンニン)ベトナム就職」というコミュニティーを設置するとともに、現地大学から日本企業への就職を後押しするためのジョブフェアを 実施し、マッチングを強化することとしました。(出典:経済産業省

【ベトナム人学生と日本企業への橋渡し】

経産省では、日本企業への就職を希望するベトナム人学生に対して、日本企業が求める能力等を発信する専用のインターネットサイトを7月に立上げ、学生と双方向で情報のやり取りができる仕組みをリリース予定です。

これは、ベトナム進出を検討する企業は年々増加しており、優秀な現地人材の確保が重視されているもの。

「この仕組みを設けることで、日本に関心を持つ学生を囲い込む」としており、さらに日本のものづくりを学んだ優秀な若者がベトナムで活躍する企業の発展を支えていくことを視野にしています。

 

また、ベトナムの日経コンビニエンスストアの店舗網を活用し、日本の農水産品輸出を拡大する計画も発表。売れ筋や購買層データを収集し、今後の海外進出における足がかりも担うとのことです(出典:日本経済新聞)

 

おすすめの記事